ハードルまたぎ越しのやり方!基礎的な縦の動きを覚えよう
初心者ハードル選手が最初の壁にぶち当たるのが抜き足ではないでしょうか?
日常生活ではやらない動作ですので無理もありませんが、ハードル競技は「縦の動き」と「横の動き」の調和させることでスムーズな走りになり、競技力もアップしていきます。
そこで初心者ハードル選手は、まずは縦の動きを身につけて効率の良いフォームを作るために、ハードルまたぎ越しで、抜き足などの基礎的な動きを覚えると良いでしょう。
ハードルまたぎ越しは、読んで字のごとく、正しい姿勢を保ち、歩きながらリード脚と抜き足の動作を繰り返していくという練習法です。
そんなハードルまたぎ越しのやり方は、ハードルを数台並べて、1台ずつまたぎ越して行きます。
まずは、基礎的な動きが身につくように同じリード脚、抜き足を続けるように行います。
そして、またいだリード脚は、ハードルの近くに親指を中心にして足の裏全体で地面に接地させます。(可能なかぎり体の真下に来るのが好ましいです。)
また、抜き足はバーのぎりぎりの高さを通過させるのが理想ですが、ハードルまたぎ越しでは膝を大きく回すようにしてクリアさせます。
ちなみに、ハードルまたぎ越しのポイントは、お尻を意識すること。
リード足を高く上げるようにすると、支持脚が曲がりやすくなるので、お尻を意識しながら後ろの支持脚をしっかり伸ばして、かかとを浮かさないようにしましょう。
支持脚のお尻が上手く使えないと踏み切りや着地時に膝や腰が曲がってしまい、真っ直ぐに支持できなくなります。
特に400mハードルの選手は,距離が長いので左右のお尻の筋肉である殿筋をしっかり鍛えて置くと良いです。
初心者ハードル選手は特に抜き足でつまづきやすいので、ハードルまたぎ越しで基礎的な縦の動きを身につけて、効率の良いフォームを作っていきましょう。
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