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ハードリング技術の男女の違いとは!?

「ハードリングで勢いが減ってしまう」何てこと、ありませんか?

 

ハードル走の速度はハードリングで落ちて、その後にインターバル間の各歩でスピードを高めながら踏み切ることになります。

ハードリングの重心移動

 

ハードリングの着地してから次の2歩目の間くらいまで体の重心が下がるなかで、前に進む速さを得ることがポイントになります。

 

 

そして、2歩めはスプリント走の動作に近い形で進み、3歩目はブレーキをかけて減速することなく踏み切りの準備をし、4歩目もスピード落とさないように垂直方向の速さも得ながら踏み切るということになります。

 

スピードがあるほど、ハードルの遠くから踏み切ることができ、ハードルの近くに着地することができるわけです。

 

それとは逆にハードルの近くから踏み切り、遠くへと着地する場合が、もっとも減速する可能性があります。

 

 

女子の100mハードル、さらに男女の400mハードルは、男子の110mハードルより高さが低くなるので、遠いところから踏み切って、近いところで着地するという技術が容易になるかと思います。

 

その為、ハードルから遠い位置で踏み切り、上半身を倒していきながらそのままの姿勢で前足が着地する前に後ろ足の膝が追い越すシザース動作を行い、上体を倒しながらハードルに挑むのが理想です。

 

リード脚はそれほどたたまないで入り、ハードルの手前でもっとも高い位置を迎えて、リード脚と抜き足の角度が「ハ」の字になっている姿勢が大事になるかと思います

 

 

何故なら、これでリード脚を引き戻しつつ、抜き足の膝を前に持ってくるシザース動作が可能になるからです。

 

そして、ハードルに近い位置で着地して、抜き脚側の二の腕が腿と平行になるくらいのポジションをとることでスムーズに走りにつなげられます。

 

身体重心は、身体全体の重さの中心にあり、成人男性の場合は足底から身長の約56%、成人女性では約55%の位置にあるとされます。

 

 

女子100mハードルの高さは83.8cmです。

 

成人女性の20〜24歳の平均身長は約158センチですから、身体重心ほぼ87cmになり、ハードルよりも重心位置が高い位置にあります。

 

その為、スプリントスピードを求めながら技術を教えるのが良いと思われます。

 

 

一方、男性の110mハードルはこうはいきません。

 

男子のハードルの高さは106.7cmなので、この身体重心の高さとなると身長が190cmくらいになるからです。

 

また、男子の場合は女子と違って、ハードルの上で最も重心位置が高くなります。

 

 

これはトップ選手でも、重心位置が最も高くなるのはハードルのほぼ真上です。

 

同じスプリントハードルでも女子の100mハードルと男子の110mハードルの技術はかなり違うので、女子が男子と同じ動きを練習したりすると、求めている技術とは違ったことを覚えてしまいかねないので注意が必要です。

 

その為、男子ハードルと違ったハードリングラインを意識する必要があります。

 

 

なお、インターバルと踏切動作は互いに相互関係にあるので、どちらか一方に重きを置いてしまうと走りのバランスがとれなくなってしまいます。

 

女子選手がスプリント力を上げる正しいハードリングとは?
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