リズムを鍛え速く跳ぶトレーニング
ハードル走ではリズムも大事です。
通常はにハードル間のインターバルは3歩で走り、リズムよく速いジャンプをし、ハードルを越えられる最低限の高さで鋭く小さく連続して跳びます。
単に「高く」「遠く」は陸上競技や他のスポーツを含めても、走り高跳びと走り幅跳びくらいでしょう。
陸上のハードル走は速いジャンプの典型的な例と言えます。
ただ、ジャンプしてから足が地面から離れてしまうと、スピードは変えられません。
その為、ジャンプの速さは踏み切る前の予備動作が重要ということになります。
ですが、単に予備動作を素早くするだけでは足が合わずハードルを跳べなくなるので、リズムも重要になるのがハードル走の難しいところです。
そこで、一番簡単に出来るハードル走にも役立つリズム感を養うことが出来るトレーニングがスキップです。
やり方は簡単で、「タタン、タタン」というリズムのスキップで進みます。
この時には、踏み切ったほうとは逆の足の膝を引き上げるようにし、踏切と着地の足は同じにして着地と同時に足を入れかえるようにします。
慣れてきたら、上に高く跳ぶスキップもやってみると良いです。
更に片足で地面を蹴って、同じ足で着地するケンケンで前進するのも効果的です。
踏み切った方の手を前に振り、反対の脚の膝を引き上げます。
空中では軸足はそのままで、腕は振り戻して引き上げた足も後ろに戻し、軸足1本で着地します。
跳び幅を狭く高く、あるいは低く遠くというようにテーマを決めてやると良いでしょう。
これはジャンプ力のトレーニングにもなります。
ちなみに、ハードル走の跳ぶリズムがいつも不安定な人は、バウンスのトレーニング方法があります。
空中で止めて、積極的に着地をする意識で練習するメソッドで、着地のときに膝がつぶれやすい非常に難しいトレーニング方法ですが、自宅でも出来るので取り組んでみましょう。
一定のリズムでより速く跳べるようになりたい方へ
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