脚が流れやすい
ハードル走で足が脚が流れやすいということはありませんか?
ハードルでは、リード脚がバーを越えたら抜き足を素早く前に持ってくることが必要です。
ですが、前足の接地時に後ろ足と股関節の角度が広くなって、両膝が離れていると地面から反発する力をもらえず、前に進もうとしてもスライドが広がりません。
このように脚が流れてしまうような選手は、シザース動作のトレーニングが有効です。
シザースとは、英語ではさみを意味し、陸上競技のトレーニングとしては、足の挟み込みなどと言われ、脚の切り替え動作のことです。
なので、前脚が地面に着く前に後ろ脚が前の脚を追い越すという動作になります。
このシーザズのトレーニングをすることで重心移動がスムーズになり、急激な乱れなく走るように飛び越せるようになるわけです。
ハードルを使う場合なら、3台くらい置いて、リード脚がバーを越えたらシュッとはさみで切るような感じで抜き足を素早く前に持ってきましょう。
ハードルを使ってやるのが難しいようなら、何もない直線で膝を伸ばしたまま、体の前で足をさばきながら走るようにします。
地面に足がついて時間を出来るだけ短くするようにすることで、素早いシザースになります。
これはハードル走全種目共通のトレーニングになります。
いずれにしても、リード脚を振り上げ、この後にすぐさま抜き足を前に持ってくるようにし、はさみのような素早い脚の切り替えが、ハードリング動作の速さに繋がります。
特に脚が流れやすい癖がある人は普段の練習に取り入れてみてください。
関連ページ
- ハードル走のルール
- ハードリングのコツ
- 100m、110mハードル走のレースパターン
- ハードル走の女子の理想のフォームとは?
- ハードル走の抜き足のポイント
- ハードル走の1台目の入り方
- 400mハードルのレースパターン
- 400mハードルのインターバル歩数の配分
- 100m、110mハードル走のコツ
- 400mハードルでのカーブの踏み切り
- 着地のタイミング
- ハードルの踏切動作
- 恐怖心を取り除く想定練習
- 400mハードルの想定練習
- ピッチとストライドについて
- ハードルと身長の関係
- 抜き足の練習
- ハードル走の初心者の練習方法
- リード脚のトレーニング
- 足が流れる
- ハードル走のスタートのポイント
- ハードル走の腕振り
- 1歩跳びの練習方法
- 5歩&7歩ハードルの練習方法
- 400mハードルの走り方
- ハードル走のスプリント力
- リズムを鍛え速く跳ぶトレーニング
- インターバルの歩数の数え方
- メンタルも記録の更新に影響する
- ミニハードルのトレーニングメニューはこれだ!
- 試合前の調整!スプリントと400mハードルの練習のポイント
- 体力&技術トレーニングの押さえておくべきポイント
- 体幹トレーニングの意識するポイントとは?
- ペース配分の重要性!400mハードルでは結果を左右する
- ハードリング技術の男女の違い!?
- 両足で踏み切れるメリット(400mハードル)
- ハードルに膝をぶつける!リズムを崩さないためには?
- ハードルのフォーム作りのポイントは?前方に勢いよく跳ぶ気持ちを持とう
- 400mハードルを高校で記録を伸ばすには?
- ハードルまたぎ越しのやり方!基礎的な縦の動きを覚えよう
- 踏み切りが近くなる場合の練習
- 400mハードルの歩数等の重要ポイントまとめ
- スプリントハードルのリズムを安定させるコツとは?
- ハードル走のディップのコツとは?
- 400mハードルのスタートから1台目へのアプローチのポイント