ハードル走のスプリント力
陸上のハードル走は、走る能力の高さ(スプリント力)がタイムに大きく左右してきます。
特に女性の100mハードルは、その傾向が強いように思います。
ただ、加速と減速を繰り返すよハードルでは、再び加速するための技術やインターバルで回転数を上げることも必要になります。
また、400mHもスプリント力があったほうがいいでしょう。
ハードル走ではストライドが取れるということから考えると、体格に恵まれた選手のほうが脚も長くなるので、その分身長があるに越したことはありません。
ですが、体が大きい人は動きの素早さが少し劣るということもあるので、足を速く回すことが出来る身長が低い小柄な選手でも自分にわたりあえます。
実際に最近の傾向として、活躍している選手を見てみると、大きい選手と小さい選手に分かれています。
そして、ハードル競技は、跳び越える台数やインターバル間の距離が一定なので、身長や脚の長さが違えば、走り方や跳び方も変わってきます。
その為、全く体型や骨格の違う選手の真似をしても必ずしもレベルアップ出来るとは限りません。
今より記録を伸ばすためには、自分の能力をまず知っておくことが大切です。
何故なら、ハードル走は、走るスピードをいかに落とさずに跳ぶかがハーポイントだからです。
ですので、スプリント力とともに跳躍力も重要な要素になるということです。
実際に混成競技や跳躍種目をしている選手がハードル競技で勝つことも少なくありません。
つまり跳ぶという基礎的な動きが出来たうえでハードルを跳ぶという動きにのせるようにすれば、活躍できることもあります。
その為、速く走るスピードが自分の武器なのか、それとも跳躍系の動きが得意のか?自分の特徴に合わせて、良いところは更に磨きをかけて、悪いところは出来るだけ克服して、順を追ってレベルアップさせていくことが大切でしょう。
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