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両足で踏み切れるメリット(400mハードル)

400mハードルは、走る距離が長いので歩数に狂いが生じることがあります。

 

そのため、利き脚だけではなく、逆脚でのハードリングも積極的に取り入れた方が有利です。

両足で踏み切れるメリット

 

ただ、ハードル前後でスピードが落ちたり、空中で頭が上下したり、ハードルごとに疲労が激しいようなら、利き脚だけで踏み切るのも良いでしょう。

 

 

最もやってはいけない踏み切りは、ハードルの手前で詰まって、小さい歩幅で合わせてしまうことです。

 

その結果、チョコチョコ減速してしまいタイムも伸びません。

 

特に高校生の女子の場合、前半と後半のインターバル歩数が変化することが多いように感じます。

 

 

ペース配分では歩数と踏み切り脚が大きく影響してきますから、次の区間で2歩以上増えたりするようなことは避けるべきです。

 

また、高校生くらいまでは、シーズン中に走力がアップしたり、ストライドが伸びたりすることもあります。

 

そのため、特に経験が浅い初心者ほど「自分は何歩で行くんだ」と歩数を決めつけないほうが良いです。

 

 

なぜなら、技術を固定化してしまうと、返って記録更新の妨げになることもあるからです。

 

特に女子はハードルの高さは男子に比べて低いので、逆足も取り入れやすいと思います。

 

まずは、利き脚でぎりぎりの高さを越えられるようにハードリング技術を磨きましょう。

 

 

そして、上達するにつれてタイムを伸ばそうと思えば逆脚でのハードリングも必要になってきます。

 

逆足での踏み切りに慣れていないようなら、普段の生活でも歩き出しは逆脚を意識したり、階段でも逆足から一段目を踏み出すなど心がけると良いかと思います。

 

利き脚だけでいくか、逆脚も使うのかは選手によってそれぞれメリット、デメリットもあり、一概にどちらがいいかは言えませんが、理想は両脚で跳べるようにすることです。

 

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