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抜き足の練習

ハードル走の抜き足の練習をやっていますか?
特にハードルを始めたばかりの選手は、踏切から横に抜いていく抜き足が遅れるハードリングになりがちです。

 

 

特に後半に失速するようなら、股関節の柔軟性不足やフォームが良くなく、脚が後ろに流れてしまったりして抜き足が遅れてリズムの悪いハードリングになっているかもしれません。

 

 

そんな抜き足の練習に、ツーステップによるハードルまたぎがあります。
まず1〜1.2m間隔に小学生から中学生の女子用の高さのハードルを10台ほど設置します。

 

 

そして、体の軸やバランスを維持しつつツースキップで進み、交互にハードルをまたぎ、股関節の動かすことが出来る可動域を広げて柔軟性を養うようにします。
この時の抜き足のポイントは空中での足の切りかえになります。

 

 

例えば、接地足(支持足)が右足の場合なら、右足が地面に着いてから左足をあげるのではなく、右足が接地した時には左足の膝の高さが最高点に達しているようにすることです。
右足の接地足の膝が曲がったり、上げた左足と逆側の右肩が抜けてパワーが逃げたり、膝を開放したりしないように気をつけるようにしてください。

 

 

また、正規の高さより低い小学生用など低い高さのハードル5〜6台設置し、インターバールを正規の8mじゃなく7mぐらいから始めて、ハードルの高さを意識せずにインターバルを縮めることで短距離走に近い動きと速いリズムで行うようにします。

 

 

その距離で抜き足が遅れずにしっかりしたリズム感覚がつかめたら、ハードルの高さはそのままで、ハードル間を20センチ間隔で徐々に伸ばして、正規の距離に近づけるようにしていきます。

 

 

そうすることで、リズムもつかめますし、抜き足の遅れも少しずつ改善してくるかと思います。
ハードルの技術練習は、既にハードル走の抜き足のポイントでもお伝えしましたが、正規の高さと距離(インターバル)ではなく、少し低く、短くして行うようにすることがおすすめです!

 

 

なお、滑らかで美しいハードリングには、抜き足をリラックスさせる支持脚の使い方、すなわち力の入れ方にコツがあります。

 

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