ハードルの踏切動作
ハードルの踏切動作が上手く出来ていますか?
100・110mハードル走は10台の等間隔の距離に置かれたハードルを跳び越えてタイムを競います。
その為、走る動作とハードリングが結果を左右するので、短距離のように走り、スピードを落とさずに踏切るという、ハードル走に対応出来るスプリント力が必要となります。
ハードリングでは上に跳び上がるとスピードが落ちてしまうので、身体が浮き上がらないように踏み切り、その足をぶつけないように引き上げながら越えていくようにします。
そして、踏切りではつま先部分で素早く踏切り体を前に倒す力を使って加速に繋げます。
上半身を前に突っ込むようようにすると、抜き足も上がりやすいものです。
また、その際にはつま先を少し外側に開いておくと、抜き足の動きも滑らかになります。
抜き足は引き上げるというよりは、しっかり踏切って後方へ上げて、その反動で前に引き出される感じです。
したがって、ハードル走はまたぎ越すというよりは、前にジャンプする動作というように考えることが大切で、まずはしっかり地面を押して踏み切り、素早く脚を引きあげることが必要です。
ですが、前に行こうと意識が強すぎると、またぐような動作になってしまいます。
これをジュニア期などの導入期に、「前に行け」という指導をしてしまうと、踏切りが出来ない悪い動作が身についてしまうので注意が必要です。
なお、少しでも早く身につけてもらいたいのは、足を前方でさばく意識です。
と言うのも、踏切の際に足が後ろに流れないで、タイミングを非常にとりやすくなるからです。
実戦に即したすステップアップ練習法
関連ページ
- ハードル走のルール
- ハードリングのコツ
- 100m、110mハードル走のレースパターン
- ハードル走の女子の理想のフォームとは?
- ハードル走の抜き足のポイント
- ハードル走の1台目の入り方
- 400mハードルのレースパターン
- 400mハードルのインターバル歩数の配分
- 100m、110mハードル走のコツ
- 400mハードルでのカーブの踏み切り
- 着地のタイミング
- 恐怖心を取り除く想定練習
- 400mハードルの想定練習
- ピッチとストライドについて
- ハードルと身長の関係
- 抜き足の練習
- ハードル走の初心者の練習方法
- リード脚のトレーニング
- 足が流れる
- ハードル走のスタートのポイント
- ハードル走の腕振り
- 1歩跳びの練習方法
- 5歩&7歩ハードルの練習方法
- 400mハードルの走り方
- ハードル走のスプリント力
- 脚が流れやすい
- リズムを鍛え速く跳ぶトレーニング
- インターバルの歩数の数え方
- メンタルも記録の更新に影響する
- ミニハードルのトレーニングメニューはこれだ!
- 試合前の調整!スプリントと400mハードルの練習のポイント
- 体力&技術トレーニングの押さえておくべきポイント
- 体幹トレーニングの意識するポイントとは?
- ペース配分の重要性!400mハードルでは結果を左右する
- ハードリング技術の男女の違い!?
- 両足で踏み切れるメリット(400mハードル)
- ハードルに膝をぶつける!リズムを崩さないためには?
- ハードルのフォーム作りのポイントは?前方に勢いよく跳ぶ気持ちを持とう
- 400mハードルを高校で記録を伸ばすには?
- ハードルまたぎ越しのやり方!基礎的な縦の動きを覚えよう
- 踏み切りが近くなる場合の練習
- 400mハードルの歩数等の重要ポイントまとめ
- スプリントハードルのリズムを安定させるコツとは?
- ハードル走のディップのコツとは?
- 400mハードルのスタートから1台目へのアプローチのポイント